先日の記事のでマッサージオイルの作り方をご紹介しましたが、その中で筆者は自作マッサージオイルを使用した手技によるセルフケアをしていると書きました。
疲労回復に効果があるマッサージオイルの作り方【初期費用とランニングコストも公開】
書いているうちに今でこそ慣れたものですが、始めた当初は自分の身体をどのようにマッサージすれば良いかわからずとても苦労したことを思い出しました。
そこで今回は初めてオイルを使用した手技によるセルフケアをする方でも迷わないように動画とともにやり方をご紹介したいと思います。
ご紹介する動画では違う場所で行っていますが、マッサージはお風呂場において身体を洗ってからが良いでしょう。部屋でやるとどうしても家具にオイルがついてしまいますので…。終わったらさっとシャワーで余分なオイルを流すこともできます。
まずは基本から
動画をご紹介する前に、手技の基本をお教えします。マッサージはいかに刺激をうまく与えるかも重要ですので、身体が刺激に慣れてしまわないように手技も強弱つけて行うと良いでしょう。
- 手にひらに500円玉より一回り大きめにオイルを取る
- オイルをマッサージしたい所にまんべんなくなく塗る(やさしくゆっくりと)
- 徐々に力を入れながら凝っている所や刺激すると気持ち良い所を探す
- 指先で探し出した所を強く圧迫する
- 圧力・面積・リズムを変えながら刺激していく
またこちらの本にて色々な手技について知ることができます。
ふくらはぎ&ハムストリング
この動画の2:00からがふくらはぎのマッサージ方法になります。親指や指先を筋肉の間に差し込むようにしながら、つま先から上に向かって刺激していきます。この時に足首を動かしながら行うとより多くの筋肉を刺激できるようになります。強めの力を入れて行っても大丈夫です。またハムストリングも同じように指先を筋肉に差し込むようにしながら刺激していきます。
膝
膝は多くの腱や筋肉が集合する複雑な場所なので最初は慎重に優しくマッサージしていきましょう。最初は膝のサイドを円を描くように刺激していきます。強い痛みが発生したりしないようでしたら、次に腕を使って上から膝に向かって強く加圧していきます。あとは手を重ねたり、親指で膝のサイドや下部を押して色々な角度から満遍なく刺激しましょう。
腰
腰は自分では少々やりにくい場所ですが、握りこぶしを使うことで強く圧迫することができます。背骨の横の筋肉(脊柱起立筋)を握りこぶしを使って下から上に押し上げます。次に、背骨から外側に向かって刺激します。
肩&首
オイルを全体に塗布したら、指先を使って肩を前後に刺激していきます。片方の手で肘を押すことで、背中の下の方まで手が届くようになります。指先で筋肉の隙間やコリがある部分を圧迫します。また脇の下から手を回すことで肩甲骨の下の部分も刺激できます。首は下から上へ押し上げ、またつまむようにします。指先でコリがあるところやツボを押しましょう。
胸
意外と知られていないことですが胸の筋肉(大胸筋)の萎縮は猫背の原因となります。マッサージで萎縮をほぐし猫背を予防しましょう。まずは胸骨の溝に指を添わせるようにします。内側から外側に向かって円を描くように強く指先で刺激します。鎖骨の下も入念に。使ってない方の腕を動かしながら、脇の下から胸の筋肉をつまむよう圧迫します。