超臭い強烈眠気覚まし『スメリングソルト』のご紹介

皆様は何かスポーツ観戦をしたりすることはあるでしょうか?

私、秋山は趣味が筋トレとパワーリフティングなのでよくインターネットでトップ選手の動画を見たりします。その時によく見るのがこんな場面です↓

(だいたいはこの後、急にテンションが上がって暴れだします。)

アイスホッケーの試合でもよく見かけるようです。

選手がしかめっ面しながら嗅いでいる何やら怪しげなものが、今回ご紹介する

『スメリングソルト』です。


スメリングソルトとは?

英語では「Smelling Salts」と書き、直訳すると『臭い塩』という意味です。

無色の結晶または白色の粉末の炭酸アンモニウムがプラスティックのカプセルの中に入っており、それを折るか潰すことで気体を放出させて嗅ぎます。

もちろんアンモニアなので超臭いです。

炭酸アンモニウム自体は古くは古代ローマ時代から使用され、13世紀の錬金術師が使用したという記述や、14世紀にイングランドで書かれた『カンタベリー物語』にも登場します。 17世紀になると鹿の角や蹄の削り屑から精製する方法が発見され、Salt of Harshorn(ハーツホーンの塩)として広く使用されるようになりました。

特にSalt of Harshorn(ハーツホーンの塩)は気付け薬と知られ、イギリスのビクトリア州で多く使用されました。

第二次大戦でも気付け薬として多く使用された実績からイギリス赤十字と聖ヨハネ救急隊(セント・ジョン救急隊)では救急箱に入れることが指定されています。


効果

スメリングソルトはアンモニアのガスを発生させます。それを鼻から吸引することにより、鼻や肺の粘膜を強く刺激させます。それにより呼吸を制御する筋肉が反射的に速く運動されます。意識が覚醒され、心拍数が上昇し、交感神経系が高められます。

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パワーリフティングやアイスホッケーなどの競技大会において、競技者の『目を覚まさせ』パフォーマンスを向上させるために多く使用されています。また意識不明の者やノックアウトされた選手(主にボクサー)の意識を覚醒させるためにもよく使われています。

とにかく強烈な刺激により強制的に覚醒させる効果があるようです。


安全性

長時間の高濃度アンモニアガスの吸引は有毒であり死に至る可能性もありますが、スメリングソルトで発生するアンモニアガスは少量なので安全です。海外では古くから広く使用されて来ましたが、健康上有害であったという報告もなされていないようです。しかしながら、スメリングソルトでもあまりに長い間吸引し続けると鼻または口の粘膜が損傷する可能性はあるようです。

最大限の安全性を考えると、意識不明者に使用する場合は吸引しすぎる可能性があるために使用が推奨されていないようです。


購入方法

現在日本においてスメリングソルトを手軽に購入できるお店はなさそうです。アメリカのAmazon.comでは販売されていますので、日本発送サービスを利用して購入するのが一番簡単で安いと思われます。

Amazonショッピングアプリを使用すると日本発送サービスに対応している商品を簡単に探し出せます。

参考 海外での日本発送対応商品が探せるように! Amazonアプリに「インターナショナルショッピング」機能が追加GIZMODE

商品名は『Smelling Salt』もしくは『Ammmonia Inhalant』で検索してみて下さい。

例えばこの商品は20個入り9.99ドルで販売されています。


発送方法は早さによって三段階に分かれているようです。一番安いのだと配送料5.32ドルで2~3週間かかるようです。

最終的に商品と配送料の合計が日本円で表示されます。だいたい1,800円なので、スメリングソルト1回あたり90円の計算になります。


アンモニア水で代用

ところで今まで炭酸アンモニウムのスメリングソルトについて説明して来ましたが、実はこれアンモニア水で代用できます。アンモニア水もスメリングソルトと同じくアンモニアガスを発生されるので、使用方法としてはまったく同じであるわけです。日本においてはアンモニア水のほうが断然入手性が高いので、とりあえずスメリングソルトを試してみたい方はアンモニア水を買ってみて下さい。


実際に嗅いでみた

とりあえずスメリングソルトを海外購入するのは大変そうなので、薬局でアンモニア水を購入して試してみることにしました。意外とアンモニア水を置いてあるドラッグストアは少ないようで3軒目でやっと購入することができました。

500mlで400円ほどでした。

容器の先端はこのようになっているので、こぼれて大惨事になる危険は少なそうです。

 

とりあえずそのまま嗅いでみましたが、先端の形状のおかげでちょっとツンとするぐらいでした。

 

今度はティッシュに少量を付けて思いっきり鼻から吸ってみることにしました。

 

 

ふぁっ!?

ぐああああああああああ!!!!!

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無事、目が冷めました(終)