疲労回復に効果があるマッサージオイルの作り方【初期費用とランニングコストも公開】

疲労回復に効果的なのはマッサージ

突然ですが玉藻行政書士事務所の代表・秋山は趣味をパワーリフティングと筋トレとしています。割とハードなトレーニングを好みますので、常に身体のどこかが筋肉痛の状態です。筋肉痛だけなら良いのですが、トレーニングにおいては疲労が残っていると困りますのでそのケアに苦心してきました。

今回は色々と試行錯誤や調査をした結果、わたくし秋山がおすすめする方法をご紹介したいと思います。

まず最初にストレッチには疲労回復効果がないことが分かっています


参考
「運動後のストレッチ」の効果は私たちが想像するものとは違う、減量や健康のためにストレッチするべき理由とは?Gigazine

それでは有効なのは何かというと、リンク先でも触れられていますが、疲労回復に効果的なのはマッサージです

マッサージの方法には色々と種類があります。最近の流行りですとストレッチポールを使った筋膜リリースや丸々とした痕が残るカッピングなんてものもあります。その中で秋山が愛用しているのは自作マッサージオイルを使用した手技1によるセルフケアです。

マッサージオイルを使用することのメリットは以下の点です。

  • 滑りがよくなるので施術しやすい
  • 肌の保護になる
  • アロマオイルの成分による効果
  • 香りのリラクゼーション効果

なぜマッサージオイルを自作するのか

もともと筋トレを始める前にロードバイクを2年ほど趣味でやっていたのですが、その時に、ロードバイクのプロの世界ではアロマオイルを配合したマッサージオイルによる施術が行われていることを知りました。そのときも足の疲れが取れないことに悩んでいましたので、すぐに自分もプロの真似をしてみたいと飛びつきました。

しかしながら既成品のマッサージオイルというのはなかなかの値段がするのです。それにメーカーが選手のスポンサーになっていることが多く、どうも商品に胡散臭さを感じてしまったのです。その時にちょうど自分にピッタリの書籍があることを知りました。

自転車選手のためのアロマオイルマサージ
軽部 修子
エイ出版社
売り上げランキング: 385,550

この本をすぐ購入し、iherbでアロマオイルを買い集め自分でマッサージオイルを作るようになったのです。

実際作ってみて分かったのですが、マッサージオイルを自作すると初期費用はそこそこかかりますが、ランニングコストは既成品と比べ物にならないほど良いです。


マッサージオイルの作り方

作り方はとても単純です。

STEP.1
レシピを考える
マッサージオイルに配合するアロマオイルの組み合わせを考えるのも楽しみのひとつですが、初めてでレシピを考えるのは至難の技です。インターネット上では多くのレシピが公開されています。下記のような書籍を見るのも良いでしょう。もちろん今回は秋山オリジナルのレシピを後で公開したいと思います。

アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい!
和田 文緒
新星出版社
売り上げランキング: 4,201
STEP.2
アロマオイルなどの材料を買う

レシピが決まったら、今度はアロマオイル集めです。Amazonでもアロマオイルは売っていますが、海外から個人輸入したほうが割安で変えます。個人輸入サイトながら日本語が使える『iHerb』をおすすめします。紹介コードに『YAM520』と入力していただければ5%割引で購入できます。

STEP.3
滴数を計算する

マッサージオイルはキャリアオイルというベースとなるオイルに少量のアロマオイルを配合することで作られます。全身に使うマッサージオイルの場合はキャリアオイルの1~3%の量のアロマオイルを配合します。少量のアロマオイルを測るのは大変ですので、ボトルから落ちる滴でどれぐらい入れるかを計算します。

アロマオイル1滴は0.05mlですので、これを元に配合するアロマオイルの総滴数を計算するのです。

 

STEP.4
実際に調合する

調合は簡単で、ボトルにまずキャリアオイルを入れ、その中にアロマオイルを滴下します。キャップを締めてよく振れば出来上がりです。ボトルは遮光性のものが良いとされていますが、直射日光が当たるようでなければ特に気にする必要はありません。このような詰め替えボトルで十分です。

ユータイム(YOU TIME) ソフトボトル 100ml
貝印 (2016-08-27)
売り上げランキング: 7,117
STEP.5
完成
これで完成です。お風呂の際に、疲れが残りやすい場所に塗りマッサージすると良いでしょう。強めに指先で筋肉に沿って圧迫しながら滑らせていきます。オイルを塗っているのでスムーズに施術できます。

【追記】マッサージの方法についての紹介記事を書きました。

【アロマオイル】オイルを使ったマッサージの仕方をご紹介【手技】


疲労回復用レシピを公開します

iHerbのプロモーションコードについて

オイルのリンク先は多くの場合で海外通販サイトであるiHerbになっています。リンク先の商品を購入していただくか、カートにて『YAM520』の割引コードを入力していただくと5%割引でご購入していただけます。当方にも紹介クレジットが発生する仕組みになっており記事作成のモチベアップになります。

秋山オリジナルのレシピです。100mlのオリーブオイルに各アロマオイルを10滴ずつ滴下して下さい。疲労回復だけでなく、筋肉痛肩こりにも効果があります。

オイル名 価格 容量 100mlあたりの価格
ウィンターグリーン 537 15 17.9
カンファー 672 30 11.2
ローズマリー 589 30 9.8
レモングラス 483 30 8.1
ユーカリ 403 30 6.7
ペパーミント 644 30 10.7
オリーブオイル(キャリアオイル) 645 400 161.3
合計価格 3973 225.7

初期費用こそ3,973円+ボトル代でそこそこ費用がかかりますが、一度買い揃えてしまえば100mlあたり225.7円で作れる計算となります。

より高級なオイルにするなら

アロマオイルの価格は高いものになると30mlでも1,000円以上したりします。オイル作りにハマると手を出したくなるのが人情です。高価ですが疲労回復高価も抜群のアロマオイルを2つご紹介したいと思います。

オイル名 価格 容量 100mlあたりの価格
アルニカ 1,258 30 21.0
ジュニパー・ベリー 1904 15 63.5

100mlあたりの最大滴数は60滴と決まっていますので、上のレシピに加えるなら他のアロマオイルの滴数を減らして調整してください。


実際に作ってみた

今回はせっかくなのでアルニカとジュニパー・ベリーも入れた全部入れのレシピにしたいと思います。

まずは手元にあった適当なボトルにオリーブオイルを入れます。エクストラヴァージンオリーブオイルが良いと書いてある本も多いですが、個人的には臭いが好きではないので、黄色く透き通っているオリーブオイルを愛用しています。

ボトルの容量がわからなかったので、重量をはかりながら入れたら50gでした。もちろん50g=50mlなわけではないですが、大雑把に50mlとして作ります。50mlなので総滴数は30滴です。

1つのアロマオイルあたり4~5滴にして、総滴数が30滴を超えないように落としていきます。

全部入れたらキャップを締めてよく振れば完成です。気になる人は何か棒で混ぜると良いでしょう。これぐらいの量で片方の足の裏をマッサージする量となります。ちょっと湿布薬のような匂いがします。

アロマオイルといえば女性が好む不思議なオイルというイメージの方もいらしゃったかも知れません。実際はプロスポーツの世界でも使われている効果が高いものなのです。いきなり自分で作るのはちょっと…という方でも既成品を買ってみて試してみても良いでしょう。きっと効果を実感出来るはずです。

  1. マッサージで行う手の技を”手技”と呼びます。