運行管理者試験合格への道~実際の勉強方法編~

運行管理者試験合格への道シリーズ、第5回のコラムとなります。

前回のコラムでは運行管理者試験がどういうものか、基礎的な情報と対策についての基本について書かせていただきまいた。今回はそれらを踏まえて私(秋山)が実際にやった勉強方法について述べさせていただきます。

ただし結論から申しますと、『ちょっと効率が悪かったなあと反省している点がある』とさきに白状させていただきます。コラムの後半ではそれを踏まえてどうすればもっと効率的になるかも考察していますのでぜひ御覧ください。

スケジュールを決める

前回のコラムで述べたとおり、試験勉強は短期集中で行うことにしました。ただ具体的な難易度がわからなかったので、試験当日のおよそ2週間前から行うこととしました。

ちなみに私(秋山)は、行政書士試験を4ヶ月、FP2級試験を1ヶ月半で合格した経験がありますが、それらの試験の難易度と比べてもだいぶ今回は余裕を持ってスケジュールを決めたと言えるでしょう。

実際のスケジュールは以下の通りにしました。

1~10日目11~14日目15日目当日
2/16(土)~2/25(月) 2/26(火)~3/1(金)3/2(土)3/3(日)
テキスト過去問題集過去問題集試験当日
1日2時間1日2時間5時間

序盤の2/16(土)~2/25(月)の10日間は1日2時間

次の2/26(火)~3/1(金)の4日間も1日2時間

試験前日の3/2(土)は5時間

合計で33時間の勉強時間となりました。

使用したテキストと問題集

Amazonで調べてみると多くの出版社からテキストと問題集が出版されているので悩みましたが、今回は多くの人が利用されているだろうU-CANのテキストと問題集を選びました。

合計で3,758円です。むむむ、なかなかの出費ですね。

テキストの進め方

U-CANのテキストは出題科目ごとをさらに細かくLessonに分けて解説しています。

  1. 道路交通法ー12Lesson
  2. 貨物自動車運送事業法ー15Lesson
  3. 道路運送車両法ー9Lesson
  4. 労働基準法ー8Lesson
  5. 実務上の知識および能力ー9Lesson

合計で53Lessonありますので、これをスケジュールどおりに10日間で消化していきます。一日5Lessonとして最終日は8Lessonを消化します。

この時に私(秋山)が注意したことは『決してテキストを読みながら覚えようとしないこと!!!』です。

テキストを読む目的はあくまでどういう事が出題されるかを知るためであって覚えるためではありません。この時に覚えようとしたものはどうせすぐに忘れてしまいます!そしてテキストで述べられている事がすべて実際の試験で出題されるわけではないのです。

一応、Lessonごとに確認問題がついているのですが、それもパーっと読んで分かるところだけは解くといった感じにしました。

このコラムをご覧の方も、テキストを読むときは本当に読むだけにすることをおすすめします。決して覚えようとしないでください。

『どうせテキストを読んで覚えてもすぐ忘れるから!』

問題集の進め方

10日間のテキストを読む期間を終えて、次は問題集による過去問への取り組みです。

ここで冒頭に書きました『ちょっと効率が悪かったなあと反省している点がある』というのがありました。その点とは『さっさと問題集をやっていれば良かった』ということです。

何年間分の過去問をやっていると気づくと思いますが、実は運行管理者試験の出題には偏りがあります。毎年お決まりの出題というものがありまして、それは確かにテキストにも重要度の表記や太字にて記されているのですが、実際の出題方法とは違うのであまり意味がなかったりします。ですのでテキストを読むのに10日間もかけずに5日間ぐらいでも十分だったような気がしま。

つまりこの問題集をやることがメインであると断言できます。

さて実際のスケジュール的には4日間の期間と最終日の1日を設けたわけですが、通常一日2時間なので初日は一回分の過去問も終わりませんでした。それは、問題を解いては解説を読んで理解する時間が必要なためです。しかし繰り返しになりますが運行管理者試験には出題に偏りがありますので、三回分の過去問をやっていればおのずと頻出する問題を覚えて高速で解けるようになります。ですので最終日の6時間と合わせて5日間で六回分の過去問は無事消化できました。

過去問はこのように進めていきます。

  1. 大問の問題文を読み小問を解く
  2. 小問を解き終わったら答えと解説を読む
  3. 間違ていたところや誤解していたところは大問の横にチェックを入れる
  4. 答えと解説を読んでも理解しきれなかった所はテキストを読む
  5. 次の大問に進む
  6. 全問解き終わったらチェックを入れていた問題を解き直す

ポイントとなるのが、大問を解き終わったらすぐ答えと解説を読むところと、チェックを入れた間違えた問題を再度解き直すところです。

すべての問題を解き終わってから答えと解説を読んだのでは、その頃には分からなかった点や引っかかった点について思い出すのも大変ですし効率的ではありません。問題を解いたらすぐ理解するのが記憶するにも良いですしね。

また間違えた問題を解き直すことで繰り返し問題に触れることで記憶を定着させることができます。エビングハウスの忘却曲線という有名な話がありますが、記憶とは繰り返し触れることで定着していくためです。実は一生懸命に覚えようとするよりも何度も繰り返しその言葉に触れるだけで人間は記憶に定着させる能力があります。テキストの進め方において、『決してテキストを読みながら覚えようとしないこと!!!』と書いたのも読むだけで記憶に定着させる一回としては十分なためです。

愛用の文房具

おまけとして私(秋山)が勉強時に愛用している文房具を紹介したいと思います。

リーガルパッド

問題を解く際に便利なのがリーガルパッドです。左側の縦の罫線のおかげで問題を解く際にスッキリかける点や、縦開きのノートパッドですので机が狭くとも他の本に引っかからない点などが気に入っています。

罫線の左側に大問と小問の番号を書いてけばきれいに整頓できます

カクノ(万年筆)

もともと筆圧が強くて勉強していると腕が疲れてしまうのが悩みでした。いろいろなシャープペンやボールペンなどを試して見ましたが、最終的に行き着いたのが万年筆です。万年筆は寝かせて書かないと綺麗に書けませんので自然と筆圧も強くならずに済みます。カクノは低価格ながらしっかりとした万年筆なのでペン先に不安もなくて良いですね。またカートリッジ式なので好きな色のカートリッジを入れて愛用しています。個人的には中字がインクの減りは早いですが滑らかに書けるので好きです。