【書評ミニ】工場・倉庫・住宅を建てる際の業者の選び方|「使える建物」を建てるための3つの秘訣

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多くの企業に取って工場や倉庫を建てることは稀である。そのため業者選びに四苦八苦し、そして間違えた選定をし、巨額の損失を生んでしまうことがある。そのようなことがないように筆者は業者の選定方法で最良なものは『プロポーザル方式による設計施工一貫方式』であり、従来の紹介型の設計者の選定を否定している。

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設計業務は一般的には準委託契約となるため瑕疵のある設計であっても設計者は責任を負わなかった。2009年4月23日の東京高裁の判決では「設計契約は請負契約である」と認められたがいまだ設計者と施工者が別であることのリスクはあるとしている。

その後も筆者は一貫式のメリットと分離式のデメリットをあげているが、筆者自身が一貫式をしているゼネコンに所属しているのでポジショントークなのではないかという疑義が残る。